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■ No.6 ■

GX計画開始

官民合同ロケット2002年1月にも計画開始

 毎日新聞(12/23)などによると、日本初の官民合同ロケット開発となる中小型商業ロケット「ギャラクシーエクスプレス」(GX)計画が、来年1月に政府の承認を得て開始することが明らかになった。

 GX計画には米ロッキード・マーチン社も参加し、ロケットで初の日米共同開発となる。開発費は約500億円で、2006年度の打ち上げを目指す。日米両国の技術を集めて開発期間を短縮しコストを削減した。これにより日本が出遅れた商業ロケットで巻き返しを狙う模様である。

 政府は今年6月、GX計画承認の条件として、(1)ロッキードの技術が日本の安全基準に適合することを証明する資料を提出(2)同社の技術移転に対する米政府の承認の2点を示した。関係筋によると、両方の条件を満たすめどがついた。

 GXは2段式の液体燃料ロケットで、全長約48メートル、重さ約210トン。開発費は3分の2を国が補助し、残りを民間で設立したギャラクシーエクスプレス社(東京都港区)が負担する。同社は石播、三菱商事、川崎重工業、富士重工業など国内7社で設立された。この同社に、ロッキードは20日に4900万円を出資し、ロッキードの出資比率は10%になる。
挿絵2
 新開発するロケットは、最大1.4トンの衛星を打ち上げる能力を想定している。宇宙開発事業団が開発した日本の主力ロケット「H2A」の4〜6トンより小さい。H2Aが打ち上げる大型衛星の需要に限界があるのに対して、気象、資源探査、各種科学調査などの中小型衛星の打ち上げ需要は拡大すると見込まれるため、低価格で大量打ち上げを目指すGX計画に期待が高まっている。

 ロケットの1段目に、ロシア製エンジンを搭載したロッキード製「アトラス」ロケットを使ってコスト削減を図る。ロケット全体の制御システム開発でも、ロッキードの協力を得る。2段目はエンジンを宇宙開発事業団を軸に官民共同開発し、ロケット本体とエンジンを石播が製造する。




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