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■ No.5 ■

H2A4号機打ち上げ成功!

 宇宙開発事業団は12月14日午前10時31分に、鹿児島県南種子町(種子島)の種子島宇宙センターから、主力ロケットH2A4号機を打ち上げた。
このH2Aロケットより地表の大気や海洋の状態などを観測する環境観測技術衛星(ADEOS2)を高度約八百キロの軌道に投入した。
 ADEOS2は、日米仏三カ国が開発した五種類の観測装置を積む国際協力衛星である。H2Aプロジェクト初の国際ミッションを成功させたことで、日本のロケット技術に対する海外の評価も高まりそうだ。

写真:ロケット打ち上げ打上げ日  :平成14年12月14日(土)
打上げ時刻:午前10時31分
打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
打上げ衛星:環境観測技術衛星(ADEOS-II)


 このほか、H2Aは千葉工業大の鯨生態観測衛星(WEOS=愛称「観太くん」)、オーストラリア科学実験衛星(Fed Sat)、宇宙開発事業団の実験衛星マイクロラブサット1号(µ-LabSat)の3つの小型副衛星も、所定の軌道に投入した。
 ADEOS2は、世界各地での異常気象の多発、オゾンホールの拡大等、地球スケールでの環境変化の実態把握、原因究明のために、みどり(ADEOS)の観測ミッションを引き継ぐ衛星である。
 ADEOS2は、水に関する様々な物理量を昼夜の別なく観測する高性能マイクロ波放射計(AMSR)、海域、陸域、雲等広範囲の観測対象を高精度で観測するグローバルイメージャ(GLI)の2つを中心として、改良型大気周縁赤外分光計−II(ILAS-II)、海上風観測装置(Seawinds)、地表反射光観測装置(POLDER)、データ収集システム(DCS)の各センサにより水・エネルギー循環、炭素循環に必要なデータを取得し、グローバルな環境変動のメカニズムの把握等の世界的な気候変動研究に貢献することが期待されている。
 
 またH2A5号機は、本年度内に内閣府の情報収集衛星を打ち上げる予定である



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