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■ No.3 ■
最近のGPS関連の話題
H2A打ち上げ成功
西日本新聞(9月11日)によると、H2Aロケットは、9月10日午後5時20分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。今回は、次の2基の人工衛星を軌道に乗せた。
他の衛星から発信されたデータを地上局に中継する「データ中継技術衛星(DRTS)」と、微重力環境下で超電導材料の生成実験を行う「次世代型無人宇宙実験システム(USERS)」である。宇宙開発事業団は、DRTSを「こだま」と命名した。
ひまわり5号の話題
朝日新聞(9月8日)によると、2000年3月に設計寿命を過ぎた、気象衛星ひまわり5号の、予備衛星計画が気象庁で固まった。
予備衛星は、米国のGOES9号を利用する。GOES9号も2000年5月までの設計寿命を越えているが、ひまわりのバックアップにそなえる。現在GOES9号は、東太平洋上空にいるが、2003年3月末には西への衛星軌道修正を終えて、パプアニューギニア付近上空に達して、ひまわりの不調にそなえる。両方の衛星が使えない場合には、地球の南北軌道にあるNOAAを利用する予定である。ただし撮影は、6時間に一度である。
ひまわり5号の後継機のMTSATは、1999年にH−2ロケット打ち上げ失敗により運用が出来ないでいた。
MTSAT-1R(運輸多目的衛星新1号機)は、2003年に打ち上げを予定している。
日本版GPS衛星の話題
毎日新聞(8月27日)によると、日本版GPS衛星を2008年に打ち上げるため、その研究費として文部科学、総務、経済産業、国土交通の4省は、来年度予算を約100億円要求することを決めた。
現在のGPS衛星は、米国の軍事衛星であるため、有事の際には位置精度が劣化されるなどの問題がある。
日本版GPS衛星が運用されれば、計測測位精度の向上や車などのナビゲーション精度の向上が可能となり、社会資本に対する影響は大きいと思われる。
日本版GPSは、準天頂衛星といわれ静止衛星と同じように、1日に地球を1周する衛星のうち、特に日本など中緯度地域の上空を通過する衛星のことをいう。 準天頂衛星が日本上空に滞在する時間は1機当たり数時間程度である。
そのため、3〜4機を最小のセットとして1日24時間のサービスを提供することになる。
日本版情報収集衛星打ち上げの話題
毎日新聞(8月13日)によると、日本版情報衛星が、2003年2月に打ち上げられる見通しになった。現在日本では、情報収集衛星を保有しておらず、画像情報は米軍や米国の高分解能商業衛星に依存していた。
98年8月に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)がテポドン・ミサイルを発射したことをきっかけに、同年12月、情報衛星の導入を閣議決定した。今年度までに2500億円をかけて、衛星4機と受信施設など地上システムを整備していた。
打ち上げられるのは、デジタル写真を撮影する光学衛星(分解能力1メートル程度)と、夜間や雲のかかった地域も撮影出来るレーダー衛星(同1〜3メートル程度)の計2機。いずれも、高度400〜600キロの低軌道を南北方向に周回し、1日1回以上の定点撮影ができる。来年7月にもそれぞれ1機ずつを打ち上げ、当面は4機体制で運用する計画になっている。
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